公益財団法人日本生産性本部が提供する経営幹部向け研修について調査しました。
本記事では、次世代経営幹部育成プログラム(CLP)の概要や特徴、費用、受講方法を解説します。次世代の経営人材に必要な視座や意思決定力を育てたい方は、ぜひご覧ください。
日本生産性本部では、次世代経営幹部を対象とした長期研修として、経営リテラシー、リーダーシップ、大局観を体系的に学ぶ「次世代経営幹部育成プログラム(CLP)」を提供しています。
同プログラムは、経営者に必要なマネジメントスキルだけでなく、政治、歴史観、哲学、思想、宗教などの本質的なテーマを扱い、意思決定の基軸を構築することを目的としています。企業経営者、大学教授、研究者、専門家などから直接学ぶ約半年間のコースで、他社の経営幹部候補との交流を通じて視野を広げられる点も特徴です。
さらに、研修の最後には「自身が社長に就任した場合に打ち出す経営戦略」を構想・発表するプログラムが組み込まれています。知識習得だけでなく、経営戦略を自分の言葉で描き、他者との相互研鑽を通じて磨く構成です。
参照元:日本生産性本部公式HP(https://www.jpc-net.jp/seminar/detail/002320.html)
| 対象者 | 学習内容 | カリキュラム | 費用 | |
|---|---|---|---|---|
| 次世代経営幹部育成プログラム(CLP) | 経営幹部ならびに経営幹部候補の方 | 経営リテラシー、リーダーシップ、大局観、経営戦略構想を学ぶ長期研修 | 合計18日間予定、合計129時間予定。2026年度内は2026年8月〜2027年2月、2027年度内にフォローアップ予定 | 賛助会員2,200,000円、一般参加2,420,000円(税込)。早期割引あり。合宿費は別途実費 |
※費用や日程は公式サイト掲載時点の情報です。申込時期や年度により変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトで確認してください。
「次世代経営幹部育成プログラム(CLP)」は、これからの経営者に必要な経営リテラシー、実行力、大局観を育成する約半年間の体系的なコースです。対象は経営幹部および経営幹部候補で、定員は最大36名、1社3名程度までとされています。
プログラムは大きく4領域で構成されています。経営リテラシーでは、マーケティング戦略、管理会計・財務、M&A、組織論、交渉学、コンプライアンス、人材マネジメントなどを扱います。リーダーシップ領域では、経営者や学識者との講義・対話を通じて、経営者としての視点や行動を学びます。
大局観の領域では、リベラルアーツ、宗教観、植物学、経済思想、哲学的思考、戦争と平和など、広いテーマを扱います。単なる経営知識にとどまらず、時代認識や意思決定の基軸を深める内容です。
最後の経営戦略構想では、学びを結集し、自身が社長に就任した場合に打ち出す経営戦略を構想・発表します。経営コンサルタントでもあるコーディネーターの指導や、他社幹部との相互研鑽を通じて、現実的な戦略へと落とし込んでいきます。
公式サイトでは、次世代経営幹部育成プログラム(CLP)に関連する導入企業名や個別企業の導入事例は、今回確認した範囲では明記されていませんでした。
一方で、同ページには「参加者の声(受講後の活躍)『ビジネスリーダーに聞く』」への関連リンクが掲載されています。受講後の活躍や受講者の背景を確認したい場合は、公式サイトの関連リンクを参照するとよいでしょう。
参照元:日本生産性本部公式HP(https://www.jpc-net.jp/seminar/detail/002320.html)
公式サイトでは、当該プログラムページ内に具体的な受講者コメントは確認できませんでした。関連リンクとして参加者の声ページは案内されていますが、今回の調査範囲では、CLP単体の評判として引用できる具体的なコメントは確認できませんでした。
そのため、受講者の評価や修了後の変化を確認したい場合は、問い合わせ時に過去参加者の声や受講後の活躍事例を確認するのがよいでしょう。
日本生産性本部は、1955年に設立された公益財団法人です。社会経済システムや生産性に関する調査研究、情報提供、普及啓発、研究会・セミナーの開催などを行い、国民経済の生産性向上への貢献を目的としています。
研修・セミナー領域では、階層別研修、テーマ別研修、オーダーメイド研修、経営コンサルティングなどを展開しています。次世代経営幹部育成プログラムは、こうした活動の中で、経営幹部候補に特化した長期研修として位置づけられています。
参照元:日本生産性本部公式HP(https://www.jpc-net.jp/about/overview.html)
日本生産性本部のCLPでは、経営知識、リーダーシップ、教養、経営戦略構想を組み合わせて、次世代経営幹部に必要な意思決定の軸を磨く機会を得られます。
短期的なスキル習得よりも、経営者としての視野を広げ、他社幹部との対話や実践的な戦略構想を通じて成長したい企業に向いている研修といえます。
経営幹部の育成研修を選ぶ際には、どのような役職を目指しているのかを考慮に入れて研修を選ぶことが重要です。
本サイトでは、「事業部長候補向け」「現地法人の代表候補向け」「次期後継者候補向け」という対象者別でおすすめの経営幹部育成研修を紹介しているので、ご参照ください。
CLPのフォローアップとして、「軽井沢トップ・マネジメント・セミナー」への参加が案内されています。CLPを受講した同期との交流を深めながら、多彩な分野の経営者・有識者との対話や、他社経営幹部との交流を通じて視座を高める機会です。
また、オプションプログラムとして、経営トップを対象とした会員制月例セミナー「トップ・エグゼクティブ朝食会」「経済情勢懇話会」に一定回数参加できるプログラムも紹介されています。
CLPは公式サイト上から申し込みページに進める形式です。申し込みにあたっては、同業者およびコンサルタント・研修講師などの業務を主にしている方の参加は断られる場合があると記載されています。
公式サイトには「この研修・セミナーに申し込む」ボタンと、Webからのお問い合わせ導線が用意されています。電話での問い合わせ先として、公益財団法人日本生産性本部 コンサルティング部 経営開発センター CLP事務局の連絡先が掲載されています。
開催形式は通学と合宿を組み合わせた長期研修です。通学会場として東京コンファレンスセンター品川、九段会館テラスなどが掲載され、合宿は京都・都内での開催が予定されています。
日本生産性本部の次世代経営幹部育成プログラム(CLP)は、経営リテラシー、リーダーシップ、大局観、経営戦略構想を約半年間で学ぶ長期型の経営幹部育成研修です。
費用や期間は明確に掲載されており、経営者候補に体系的な学びと他流試合の機会を提供したい企業に向いています。一方で、導入企業名や具体的な受講者コメントは公式ページ上で限定的なため、事例や成果を重視する場合は問い合わせ時に確認するとよいでしょう。
また、本サイトは経営幹部の育成に関する情報に特化した情報をまとめています。
「事業部長候補向け」「現地法人の代表候補向け」「次期後継者候補向け」という対象者別のおすすめの研修プログラム提供会社も紹介していますので、比較・検討の材料としてご活用ください。
| 社名 | 公益財団法人日本生産性本部 |
|---|---|
| 所在地 | 〒102-8643 東京都千代田区平河町2-13-12 |
| 電話番号 | 03-3511-4001(代表) |
| URL | https://www.jpc-net.jp/ |
経営幹部育成は、誰を育てるかによって選ぶべきプログラムが異なります。
ここでは、事業部長候補・現地法人の代表候補・次期後継者候補の3タイプに分けて、相性のよい研修プログラムを紹介します。
【事業部長候補】向け
経営変革を担う人材の育成なら

実在企業の課題をもとに考え抜く演習や、異業種の受講者との議論を通じて、経営判断力・戦略思考・構想力を磨けるプログラムです。部門最適ではなく、全社視点で考えられる人材を育てたい企業に向いています。
【現地法人の代表候補】向け
グローバルリーダー育成なら

異文化理解や現地適応力に加え、実務を想定したトレーニングを通じて、グローバルな経営視点と現地スタッフとの協働力を身につけられるプログラムです。赴任前後の育成を強化したい企業に向いています。
【次期後継者候補】向け
事業承継のためのインプットなら

階層別テストやケース演習を通じて、後継者候補に必要な意思決定力・リーダーシップ・経営知識を整理して強化できるプログラムです。事業承継に向けて、必要な知識を計画的に補いたい企業に向いています。