一般社団法人日本CFO協会が提供する経営幹部向け研修について調査しました。
本記事では、プロフェッショナルCFO養成講座やCFOリーダーシップ・スクール、M&A能力開発プログラムの概要や特徴を解説します。財務・経営企画領域の幹部育成を検討している方は、ぜひご覧ください。
日本CFO協会では、CFOや経営企画・経理・財務部門の幹部、次世代CFO候補に向けた研修講座を提供しています。財務意思決定、リーダーシップ、M&A、経理・財務実務など、CFO領域に関わるテーマを幅広く扱っています。
役員層・上級管理職層向けの講座として「プロフェッショナルCFO養成講座」が掲載されており、企業財務をベースとした財務意思決定を学べる点が特徴です。会員は特別価格で受講できる講座もあります。
参照元:日本CFO協会公式HP(https://www.cfo.jp/org/member_system/service/training_course.html)
| 対象者 | 学習内容 | カリキュラム | 費用 | |
|---|---|---|---|---|
| プロフェッショナルCFO養成講座 | コーポレートファイナンスの知識を学習したい方 | ROE経営、資本効率、企業財務、財務意思決定など | プロフェッショナルCFOプログラムをベースにした問題演習形式の研修講座 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
| CFOリーダーシップ・スクール | CFO、経営企画・経理・財務部門の幹部およびこれに準ずる方、次世代CFO・幹部を目指す中堅管理職クラス | リーダーシップ、自己変革、CFOに求められるスキル・コンピテンシー | 3か月でリーダーシップのグローバルスタンダードを学ぶ | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
| M&A能力開発プログラム | 経営企画、財務、M&A関連業務に関わる方など | デューデリジェンス、ストラクチャリング、M&Aエッセンシャル、PMI、バリュエーションなど | 体験型・個別スキルコース。科目別に受講可能 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
※費用は講座ごとに異なる可能性があります。公式サイトでは、研修講座一覧ページ上に具体的な金額は確認できなかったため、各講座ページまたは問い合わせで確認してください。
「プロフェッショナルCFO養成講座」は、企業の持続的成長を支える財務戦略と財務意思決定を学ぶ入門講座です。対象は、コーポレートファイナンスの知識を学習したい方で、実務経験の有無は問わないとされています。
公式サイトでは、持続的成長に向けて資本コストを上回る企業業績をあげるには、簿記・会計の知識だけでなく、投資家・資本市場との共通言語である企業財務をベースとした財務意思決定が不可欠と説明されています。
同講座は、2004年の経済産業省の人材育成システムに準拠し、日本CFO協会が金融財政事情研究会と共同で開発したプロフェッショナルCFOプログラムをベースにした、問題演習形式の研修講座です。
「CFOリーダーシップ・スクール」は、CFOや経営企画・経理・財務部門の幹部、次世代CFOを目指す中堅管理職クラスに向けたリーダーシップ研修です。
公式サイトでは、CFOやCEOも経験した講師とともに、リーダーシップのグローバルスタンダードを対話形式で学べる講座として紹介されています。より優れたリーダーになるための気づき、自己変革のための意識と継続する力、CFOに求められるスキル・コンピテンシーの基本を3か月で体得する構成です。
対象者は、CFO、経営企画・経理・財務部門の幹部およびこれに準ずる方、次世代CFOや幹部を目指す中堅管理職クラスの方です。企業組織の管理職を対象としており、コンサルタントや個人事業者などの申し込みは断られる場合があります。
「M&A能力開発プログラム」は、M&Aのプロセスを疑似体験しながら、個別スキルを学べる体験型プログラムです。科目別に受講できる構成で、デューデリジェンス、ストラクチャリング、M&Aエッセンシャルダイジェスト、ポストM&Aデザイン、バリュエーションなどが掲載されています。
M&Aは、経営企画や財務部門、CFO候補にとって重要なテーマの一つです。案件検討から企業価値評価、PMIまでの論点を学びたい企業にとって、経営幹部候補の実務力強化に活用しやすい講座といえます。
公式サイトでは、研修講座に限定した導入企業名や個別事例は確認できませんでした。
法人向け研修プログラムの導入を検討する場合は、問い合わせ時に、財務部門・経営企画部門・CFO候補向けの利用事例や受講企業の傾向を確認するとよいでしょう。
公式サイトでは、各研修講座に関する具体的な受講者コメントや評判は確認できませんでした。
受講後の評価や実務への活用度を確認したい場合は、講座申し込み前に、受講者の声、修了者データ、法人研修の実施実績を確認することをおすすめします。
日本CFO協会は、2000年10月12日に創立された一般社団法人です。検定・資格認定、セミナー、フォーラム、出版、研究会、調査、交流会、国際会議などを活動内容としています。
公式サイトの基本情報では、2025年3月31日時点で、個人会員1,911人、法人会員9,033人・260社と掲載されています。CFOや財務幹部に関する学習・交流・資格認定の場として、財務領域の人材育成を支援しています。
参照元:日本CFO協会公式HP(https://www.cfo.jp/org/about/info.html)
日本CFO協会の研修講座では、CFOや財務幹部に必要なコーポレートファイナンス、財務意思決定、リーダーシップ、M&A実務を学ぶ機会が得られます。
経理・財務・経営企画領域の幹部候補を育成したい企業や、次世代CFO候補に体系的な学習機会を提供したい企業に向いています。
また、本サイトは経営幹部の育成に関する情報に特化した情報をまとめています。
「事業部長候補向け」「現地法人の代表候補向け」「次期後継者候補向け」という対象者別のおすすめの研修プログラム提供会社も紹介していますので、比較・検討の材料としてご活用ください。
日本CFO協会では、法人・個人双方に向けて、レベルに応じた研修プログラムを用意しています。CFO資格試験をセットにした法人向け研修プログラム、CFOリーダーシップ・スクール、M&A能力開発プログラムなどが紹介されています。
財務・経営企画領域の幹部育成において、資格認定や実務講座を組み合わせながら段階的に学べる点が特徴です。
研修講座は、日本CFO協会の公式サイトから各講座ページに進み、詳細を確認して申し込む形式です。会員は会員特別価格で受講できると紹介されています。
各講座の詳細ページから申し込みや問い合わせを行います。法人研修として活用する場合は、対象者、受講人数、講座の組み合わせ、資格試験との連動可否を確認するとよいでしょう。
公式サイトの研修講座一覧ページでは、講座ごとの具体的な開催形式・場所までは確認できませんでした。対面、オンライン、eラーニングなどの形式は、各講座ページで確認が必要です。
日本CFO協会の研修講座は、CFOや財務幹部、経営企画・経理部門の幹部候補に向けて、財務意思決定やリーダーシップ、M&A実務などを学べる内容となっています。経営幹部全般というよりも、CFO・財務領域の幹部育成に特化した専門性の高いプログラムを探している企業に適した選択肢です。
講座ごとに費用や開催形式が異なるため、自社の課題に合わせて詳細を確認することが求められます。一方で、こうした特定領域における専門スキルの習得にとどまらず、その人材を経営トップや中核メンバーとしてどう引き上げるかという中長期的な全体設計も欠かせません。
財務の専門知識を持った次世代リーダーを継続的に輩出するためには、経営戦略と連動した後継者育成の仕組み(サクセッションプラン)の構築が重要になります。本サイトでは、次世代リーダーを計画的に育てるためのステップを体系的に解説しています。専門講座の活用とあわせて、組織全体の人材パイプラインを強化する参考情報として、以下のページもご活用ください。
| 社名 | 一般社団法人日本CFO協会 |
|---|---|
| 所在地 | 〒102-0093 東京都千代田区平河町2-7-1 |
| 電話番号 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
| URL | https://www.cfo.jp/ |
経営幹部育成は、誰を育てるかによって選ぶべきプログラムが異なります。
ここでは、事業部長候補・現地法人の代表候補・次期後継者候補の3タイプに分けて、相性のよい研修プログラムを紹介します。
【事業部長候補】向け
経営変革を担う人材の育成なら

実在企業の課題をもとに考え抜く演習や、異業種の受講者との議論を通じて、経営判断力・戦略思考・構想力を磨けるプログラムです。部門最適ではなく、全社視点で考えられる人材を育てたい企業に向いています。
【現地法人の代表候補】向け
グローバルリーダー育成なら

異文化理解や現地適応力に加え、実務を想定したトレーニングを通じて、グローバルな経営視点と現地スタッフとの協働力を身につけられるプログラムです。赴任前後の育成を強化したい企業に向いています。
【次期後継者候補】向け
事業承継のためのインプットなら

階層別テストやケース演習を通じて、後継者候補に必要な意思決定力・リーダーシップ・経営知識を整理して強化できるプログラムです。事業承継に向けて、必要な知識を計画的に補いたい企業に向いています。